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床に散らばる色と影

雑文です。

はがき62円に値上げ 端数を残す理由は?

62円という金額が半端に感じる方が多いようで…。

 

『なぜ端数を残すのか』

『区切りが悪いので70円でよい』

『2円が邪魔』

 

…という旨のコメントもあるようです。

 

個人的には、既存の資産を活かすと、端数が残るのかな…と推測します。

 

現行のハガキの価格は52円です。おそらく、発行枚数も膨大で、広く世間に流通しているでしょう。

 

額面が20円以下の普通切手は、『20円切手』『10円切手』『5円切手』『3円切手』『2円切手』『1円切手』の6種類が、現在存在します。

 

今回、はがきが62円になるので、既存の52円ハガキを持っている方ならば、10円切手を貼れば、無事に投函できるでしょう。

 

仮に、はがきが1枚70円とすると、52円ハガキには、『10円切手』『5円切手』『3円切手』の3種類を貼らないといけません。この切手の組み合わせが最小枚数で、最大は『1円切手』を18枚貼るパターン。貼る切手の枚数が多いと、はがきのスペースが足りなくなるでしょうね。

 

『18円切手』を新たに発行すれば、こういった問題は解決できるでしょうが、『18円切手』を発行する手間やコスト、利用の将来性などを考えると、なかなか難しいと思います。

 

70円はがきが浸透すると、『18円切手』は死蔵化されるでしょうから。

 

利用されない切手を発行するのは、利用されない貨幣を発行するに等しいです。発行すれば発行するほど、赤字になるでしょう。

 

極端に言えば、『10円玉』と『50円玉』の間に、『18円玉』という硬貨を発行する場合を想像すると、よりわかりやすいかもしれません。

 

52円はがき + 3円切手 = 55円はがき

55円はがき + 5円切手 = 60円はがき

 

…といった感じで、3円の値上げと、5円の値上げの2段階で、ソフトランディングしたほうが、一般的に理解を得られやすい値上げになったような気がしますが、内情は、一気に10円値上げしないといけない状況だったのかもしれませんね。